Duo Obbligato

プロフィール

デュオ・オブリガートは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団のヴィオラ奏者・泉恵子とコントラバス奏者・杉本正によって2011年に結成された、国内はもとより、世界的にも例の少ないヴィオラとコントラバスによる常設二重奏団です。ビオラの深く暖かい音色がしっとりと旋律を奏でるだけでなく、時にはバイオリンのように駆け巡り、コントラバスのどっしりと落ち着いた重低音がリズムを刻むだけではなく、時にはチェロのように舞い上がる、そのような楽器の持つイメージを越えた、多彩な表現力を持つデュオ・オブリガートの織りなす弦楽アンサンブルは、ゆったりとした穏やかな音色から「癒やしの響き」と評されています。

泉 恵子<ヴィオラ>

泉 恵子<ヴィオラ>

愛知県立芸術大学卒業。同大学院修士課程修了。
ヴァイオリンを小杉博英、太田眞紗子、山岡耕筰、岡山芳子の各氏に師事。 ヴィオラ、室内楽を浅妻文樹氏、室内楽を黒沼俊夫氏に師事。
1989年~2023年まで(公財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団に在籍。
演奏活動の傍ら、ヴァイオリン、ヴィオラの後進の育成にも力を注いでいて、生徒の年齢層は、初心者から音大受験生、シニアまで幅広い。
1997年より横浜弦楽五重奏団、2011年より「デュオ・オブリガート」で演奏している。

杉本 正<コントラバス>

神奈川県立希望ヶ丘高校、武蔵野音楽大学卒業。
コントラバスを松野茂、檜山薫、ロドニー・スラットフォード(ロンドン・ロイヤルカレッジ教授)、ブラッドリー・オプランド(シカゴ交響楽団副首席)の各氏に師事。
1983年~2016年まで(公財)神奈川フィルハーモニー管弦楽団に在籍。 1997年より神奈川フィルのメンバーによる横浜弦楽五重奏団を主宰。