Categories
コンサート

クリスマスコンサートのお知らせ

ヴィオラとコントラバスの二重奏による
クリスマスキャロル

オープニングはロッシーニによる五つの二重奏曲から始まります。この曲はフレンチホルンのために書かれていて、それぞれがとても短い二重奏ですが、どこか牧歌的な心和ませるような明るい曲集です。
 二曲目はこれまでも何度か演奏してきた、戦火の続くウクライナ出身の作曲家グリエールによる二重奏曲です。グリエールは、プロコフィエフやハチャトリアンの師として知られていますが、この二重奏曲ヴァイオリンとチェロのために書かれました。
 これまで演奏してきた編曲はヴィオラとコントラバスのためのもので、八曲中五曲しか演奏できませんでした。コントラバスでは演奏が困難だったためです。今回は調弦をチェロと同じ五度にしての全曲挑戦です。(世界初?)これから寒い冬を迎える戦地に平和のメッセージを皆さんで届けましょう。
 そして休憩の後は、いよいよ世界のクリスマスキャロルです。デュオ・オブリガートは、「クリスマス・アルバム」で多くのクリスマスキャロルを録音して、コンサートでも演奏してきました。そして、アルバムに収録されなかったクリスマスキャロルを集めてのコンサートも開催してきました。
 今回はさらに深掘りして、これまでCDに収録された曲や演奏会で演奏してきた曲以外にも光を当てて、海外ではポピュラーなのにほぼ日本では演奏されない曲や、キャロルから枠を広げて、クリスマスにちなんだオラトリオからも選曲しています。
 いつもとは一味違ったクリスマスコンサートですが、ヴィオラとコントラバスの優しい響きの二重奏で、クリスマスツリーやサンタクロースが目に浮かぶような、ほっこりとしたコンサートにしたいと思います。

日時:12月22日(土曜日)13時30分開場、14時開演
場所:旭区民文化センター「サンハート音楽ホール」(相鉄線二俣川駅ビルライフ5階)
料金:前売り2500円、当日3000円
チケットのご予約は、info@duo-obbligato.comからも承ります。


師走の気忙しい時期にホッと一息、皆さんのご参加をお待ちしています。